>>672
横レスですまん。
オイラはクラギもアコギもエレキも、全て好きで何でも聞くが「クラギではリズムどおりに弾けないプロがいるんだよね。」というのはある意味本当だと思う。

リズム感にはタイム感とビート感があるが、クラギストでビート感覚を持っている人の演奏というものを聞いたことがない。
このスレ的に一流とされているセゴビア、ジョン、山下、福田なども皆、タイム感覚ならあるがビート感覚は無いといえると思う。

ビート感覚というのは単に楽譜に書かれているとおり演奏するという意味でのタイム感覚とは違う。
それは簡単に言えば、ソロであっても裏でハイハットが鳴っているかのような演奏ができるかということであって、
楽譜に表現されている符割からではなく、メロディ・ラインのアーティキュレーションや強弱の取り方でそれが表現されるものだ。

ビート感のない演奏がいかに悲惨なものかは、ディアンスやヨーク、村治弟が時折ジャズと称して弾くクラシックの曲を聞いてみれば分かる。
山下のビートルズものでもいい。

どちらもポピュラーとして一般人に聞かせた場合には、何か凄いことやってるとは思っても、二度と聞く気にならないものばかりだろう。
それに比べて技巧的には大した印象を受けなくても、ジョー・パスやコリエルの方が、より「カッコ良く」聞こえることは間違いない。
それはクラギストのなぞるジャズは乗らないし、乗れない。
スゥイングしなけりゃ意味がないのに、決定的にスゥイングしないからだと思う。