ジョン:「曲というのは、いきなりやって来るものなんだ。
僕の本当の喜びは、霊媒みたいに憑かれた状態でいることなのさ。
ぼやっと座っている時や夜中にいきなり来ることもあるし、
来てほしくない時に来ることだってある。
僕が横になっている時に、いきなり曲が完全な形で詩も節もやってくる。
それをさ、ね、曲を書くなんて言えるかい?
いったい曲ってものは書けるものかい?
座っていれば、いきなり曲の方で押しかけてくるんだよ。
だから、せっつかれるような感じでピアノに向かうか
ギターを手にするかして書きとめる。
作るんじゃなくて、思いがけず贈られるようなものさ」

ヨーコ:「彼は、ものすごく書くのが早いのよ。
本当にインスピレーション人間だから、
頭に浮かんだらあとは紙に書くだけでできちゃうみたいなの。
だから、わたしたちが「ダブルファンタジー」をやった時には、
わたしが電話で「こんなのどう?」って言って、
それから四時間くらいすると彼の方から「これどうだい?」とか言ってきてね」

(ジョン&ヨーコ/ラスト・インタヴュー)