>>29
先天的な病気や、事故等で神経を破損してたりとか、
そういうことがなければ歌えます。

歌声を出す時に人間の体は、特別なフォームを取ります。
面白いのですが、咽頭を下げる(発声の基本として有名な方法です。
でもこれだけでいいわけでもない)という運動だけのためにも、
筋肉が筋肉と連動し続けて、足の方までいっています。
もちろん、咽頭を下げることだけが全てではありませんから、
呼吸器、顔筋肉周辺など、人間はまさに全身で歌という現象を生みます。
鳥や動物は鳴きますが。人間は歌うのです。

歌を歌う時には、これら全身の筋肉の働きを一つ一つ捉えることは不可能なので、
それらを総合的にまとめて運動させるために、イメージを用います。
歌手がよく、不可思議なことを、発声の時に考えているアレです。

体の筋肉の違い、質等によって声は変化します。というか、
声は筋肉の影響下にあります。
声がでない、出にくい、という場合、まれに、ある特定の部分の
筋力が弱っているケースもあります。
そういった筋力を高める一番の方法は、実は「聴くこと」なのです。
もちろん、良い声を。
これも人間の神秘の一つですが、ある声を聴いているとき、
その歌手が用いている筋肉と同じ筋肉を聴き手も反応させています。
これが、地道ではありますが、一番の方法です。
もちろん、逆もありえます。バランスの悪い発声を聴きつづければ、
聴き手の声にもそれは影響します。