確かに昔は誰もが認める天才少女だった。
15歳で音コンのピアノ部門に史上最年少で優勝。(未だに破られていないはず)
21歳でショパンコンクール4位(当時の最高記録)。
この頃には、確かに彼女の未来はバラ色であった。

だが、いつしか努力を忘れ楽壇政治にうつつを抜かすようになり、
ピアノコンクールの世界では権力者として君臨し始めた。
また月光荘事件の前後からは政財界にも人脈を築き上げたことで、
その頃からは表立って彼女を批判するのはタブーになってしまった。
当然のことながら本業のピアノでは腕は落ちる一方であったが、
素人衆のウケを得るツボを身に付けて、腕の衰えをカバーしていくようになった。
結果として、クラシックを知らない素人相手のウケは抜群だが、
クラシック好きの人間にとっては眉をひそめさせるだけの存在に落ちぶれてしまったというわけさ。

音楽的には1970年代で終わった存在。