フィギュアはスポーツで音楽は芸術、っていかにも論理的に
語ってるつもりかもしれないけど、全然わかりません。

ルービンシュタインの、味わいはあるけれども、一聴しただけでは
大雑把すぎるとも取られかねない演奏を、誰が弾いてるか一切伏せ、
覆面審査したならば、チャイコンやエリザベートで必ず入賞しますか?

音コンでは、その審査対象に占める、演奏の「スポーツ」的要素(つまり、
エチュードなどの技巧的難曲を、いかに速く、ミスなく弾けるか)は
とても大きな部分を占めないですか?

晩年のホロヴィッツ、あるいはコルトーの、
必ずしも楽譜どおりには弾けてないけれど(時には強弱の指定さえ逆に弾いている!)、
芸術的に円熟した、味わい深い演奏が、音コンで覆面審査しても必ず
認められるならば、フィギュアのコンペと音コンは全くの別物である、と
いう意見に賛成します。