なぜモーツァルトの曲はすぐ飽きるのか2
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0055名無しの笛の踊り
2007/04/08(日) 10:03:00ID:dO2owi3Oまあ新古典主義様式が好きでない、というのは分からんでもないね。
専門家でもこの時代の建築は無味乾燥だとする意見がかつては多かった。でも
ヴェルサイユのプティ・トリアノンなんて品のいい作例もあるし。
そういやミラノのスカラ座(1778)も新古典主義様式の代表的作例。ゴシックやバロックを
見慣れていると、あまりにも禁欲的で陰影にも乏しく平板で退屈に見えることも事実。
それはともかく、ロココが簡素化して新古典主義が登場したというわけではないよ。
明晰な秩序の尊重、古代への憧憬というのは、欧州の近世美術では持続的に存在した傾向。
フランスでバロックの作例が少ないのも、フランスは古典主義を尊ぶ国柄だから。
1660年代にルーヴル宮殿を改装する際、イタリア・バロックの大家ベルニーニやコルトーナによる
バロック的な計画案が全て斥けられ、結局ペローによる古典主義的な計画案が採用されたのが
象徴的。ちなみに18世紀後半からの新古典主義の流行は、当時始まったポンペイの本格的発掘や、
古代ギリシアについて考古学的な新知識が得られたことも多いに影響している。
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