ラミレスが丈夫というのは塗装によるものかと思います。
5〜6万の量産品はほぼ間違いなくウレタン系塗装ですが、50〜60万の
手工品となると(少なくとも表面板は)セラック塗装である可能性が高いと
思います。
ラミレスは新品の定価は100万を越えますが、塗装はユリア系樹脂塗装です。

音色を考えるとセラックはすばらしい塗料ですが、汗や湿気で白濁しやすく
皮膜も弱く扱い辛い面があります。
一方、ウレタン皮膜は硬く丈夫ですがその分木の振動を妨げるので音質では
セラックに劣ります。

ラミレスのユリア系樹脂、河野等のカシュー、フィッシャーや一部のハウザーに
使われているラッカー(ニトロセルロース:硝酸繊維塗料)はその中間といった
ところでしょうか?
(もちろんラミレス、河野、フィッシャー、ラッカー塗装のハウザーともセラック塗装の
楽器に負けないすばらしい音色・音量であることはいうまでもありませんが)

但しそれは上記のような白濁し辛さ・傷つき辛さといった意味で、たとえ
セラックでも湿度管理に気を使ってやればそうは割れを起こす事は無いでしょう。