>>422
リートなんてどんなに薦められてもぜーんぜん興味がなかったのに、
人生谷だらけ(離婚がらみ)でどん底気分だったときに、
たまたまディースカウ/ムーアの1972年版の「冬の旅」のCDを聴いて、
なぜか突然ツボにきたのがリートにはまったきっかけ。
何でツボにきたのかって理路整然と説明なんて出来ないけど、
運がよければ?自分から迎えに行かなくても突然やってくるものなのかも。
そういう意味ではリートの世界に出会えて幸せだったな。

自分がディースカウのシューベルト(に、限らないけど)の好きなところは、
聴き手が自由な受け取り方ができるところ、かな。
聴くときの気分によって力強くもきこえれば、
包み込まれるように優しくもきこえる。
歌い手の世界(或いは感情と言ってもいい)を押し付けられる息苦しさがない。
聴くほうが自由でいられる。
他にいろんな人の「冬の旅」を聴いてみたし、
どれも決定的に「嫌い」というのはないのだけど、
結局ディースカウの「冬の旅」に戻ってきちゃうんだ。

まあなんだかんだ言っても、結局は好きか嫌いか、ってことなのでしょうが。
好きにしろ嫌いにしろこれだけ話題になる人なんだから、
やっぱりただ者ではないってことでしょう。(当たり前か。)
でも日本くらいなのかな。こんなに話題になるのってねぇ。