酔ったついでに調律の話しを少し。
バッハでは平均律と和訳されているが、Well Temped は平均律ではない。
Well temped は中全律と平均律の中間を取った調律で、
ヴェルクマイスターもそのひとつ。
わかってるだけで Well Temped には何種類もある。

調性に合わせて調律する必要があり、ハ長調ならハ長調が一番きれいに、
ロ短調ならロ短調が一番きれいに、純正調に近く響くようになっている。
でも純正調ほどはきれいに響かないし、遠い調だとかなり和音がずれてしまう。

内田の演奏の細かいニュアンスは、調律に寄るところが大きい。
実際のモーツァルトが、当時どういう調律でどんな演奏してたかは、また別の話し。