ラフファンがいて嬉しいな。
「秋」はフィナーレこそ明朗な狩の音楽ですが、それまでの楽章は比較的抑制された表現で、
描写を超えた内省や寂寥感を感じます。
ラフの場合は類型的になりがちなスケルツォも、
フルートを多用した定番の妖精乱舞でなく、
ファゴットなどで地表を蠢く醜い土霊のようなものを表現しているようで、
ユニークです。

「秋」と似た「森」は、1楽章などマーラー「巨人」の1楽章を先取りしてると思いますよ。
これも描写の奥に、自然の神秘を感じます。描写音楽が絶対音楽より劣ることはないと、
確信できます。自然を通して表現されたものは、人間の精神に無関係なはずはありません。

tudor盤にはラフ自身が「森」の各楽章に書いたプログラムの文章があり、
なかなか良いです。


ライネッケ2番、ブルッフ3番は私も好きです。スタンフォードでは6番が気に入ってます。

ドレーゼケの1番期待して下さい。