シュポアと同年生まれのオンスロウ(1784-1853)による
弦楽五重奏曲第21番&34番をピリオド楽器の演奏で聴いた(PV707031)。
作品・演奏ともに優秀だと思う。

特に21番ト短調Op.51(1834)の第1楽章なんかは、
同じ1830年代(orそれ以降)にメンデルスゾーンがいかにも書きそうな楽想
に溢れた、ロマンが薫る清々しい音楽でかなり楽しめた。
メンデルスゾーンの室内楽が好きな人にはお薦め音盤。

メンデルスゾーンと同種の味わいの弦楽系室内楽と言えば、例えば
デンマークのゲーゼ(1817-1890)による弦楽八重奏曲Op.17(1848)も
挙げられると思う。正直な話、この作曲家の他の室内楽は
あまりいい印象はないが、この曲は別。この曲も純粋な古楽器演奏の
音盤が登場して欲しい。