オーケストラの機能を堪能したい向きには、ノイマンは薦められない。
ド下手の頃のチェコ・フィルはマーラーを演奏する能力に欠けていたと言わざるを得ない。
少なくとも70年代の録音は避けた方が無難だと思う。
オモチャのような金管、ピッチの合っていない木管、まるで迫力のない打楽器など
到底耐えられるものではない。
打楽器を極力抑えるノイマンの解釈との相乗効果で、まるでつまらない音楽が出来上がっている。

特に初心者には、これらのチェコ・フィルの録音を聴かせるのは危険。
マーラーがつまらない音楽だと思わせる可能性がある。

ノイマンの演奏は、ある程度マーラーに慣れてから聴く方がよいと思う。