>>173
教養がないなんて、俺は考えていないし、吉田も
言っていないよ。それに指揮者に教養がどこまで必要か、という
問題もある。 学者がいい音楽家であるわけでなし。

>>176
サンクス。あそこだけ引用すると、誤解も生じるので。
補ってもらって感謝しています。

で、一番核心部分を引用すると、

「私の一番正直なところをいわせてもらうと、ベームという人は
本当にすばらしい名指揮者だが、さっきの彼の話(ドン・ジョバンニなんて
一生のうちに何度もふれるものじゃない、という吉田がベームからじきじき
聞いたコメント)にもあるように、一級品中の一級、名品中の名品とも
いうべき作品を扱うとなると、何かが少し物足りなくなるのである。
(中略)
 こういうことは、私にはまだ、推測であって、本当にわかってうえでの
話ではない。ただ、何かがそこにある。それが、私にとってのベームの
もう一つの不思議である。ある意味では、現代、これ以上の人はいない
といってもよいほどの指揮者なのに。音楽家としては申し分ないのだが、
ベームという《人間》に何かが欠けているのだろうか? 」

 ここでいう「何か」が、音楽という芸術にとって、すごく本質的な
ものなのでは? と考えてしまう。 俺は「エロス」ではないかな、
と考えているんだけど・・・くれぐれもいうが、俺はベームは嫌いでない。