モーツァルトは過大評価か否か
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0781名無しの笛の踊り
2007/05/13(日) 17:55:41ID:pMWSccUCその発言のソースを私は知らないが、もしそれが事実なら、
それはモツの個性・モツだけにある現象というのではなくて、
当時の流行だろうね。ベルリン楽派の器楽曲などでもよく言われる
多感様式というのもあるが、18世紀後半にはロマン主義的な傾向が
既に始まっていて、感傷的、情緒的な表現が一種の流行になっていた。
器楽曲では緩徐楽章などでその傾向が顕著になる例が多い。
だが、これは作曲家個人の人生上の苦悩や精神的な葛藤が作品にも表出・
反映されるといものとは全然性質が異なり、職人としての作曲家が、その
時代の好みに合わせただけ。20世紀に初めて定着した「苦悩する芸術家」観
通りの芸術家とは程遠い。
モーツァルトは勿論、ベートーヴェン
についてもそのようなタイプの作曲家と解釈するのはかなり見当外れ。
昔の日本の愛好家が、情報不足による独善的思い込みと書生的芸術観によって、
事実には反する青臭いベートーヴェン像を勝手に創ってただけという面が強い。
文豪ゲーテについてもそれが当てはまる。
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