坊主はどうも、具象=精神性、抽象=非精神性と単純に考えてしまってるな。

そんなキミにヴォリンゲルの「抽象と感情移入」を薦める。ピカソのなど、前衛的な絵画が
広く世の中に知られる様になった頃に書かれた、美学上の画期的とされる著作。

古代エジプトのピラミッドの極度の抽象と、古代ギリシャの見事な自然範形の模倣による
芸術を対比させ、二つの異なる芸術衝動原理について論じている。

理屈好きならきっと楽しく読めるだろう。