>>200 の続きです。

ウィンナ・チューバもウィンナ・ホルン同様に素晴らしい響きをもつ楽器です。
その楽器を吹きこなす演奏技術の継承にあたってウィンナ・ホルンではベルガーがいました。
ウィンナ・チューバにおいては、ヨーゼフ・フンメルがこの任を担うべきでしたが、このウィンナ・チューバの名人は教えることに熱心でなく演奏活動に没頭しました。
フンメルが早期退団した時(その後も教育に向かわなかった)、残ったチューバ奏者はC管吹きでウィンナ・チューバ吹きではない人でした(カラヤンは生前この人がお気に入りでした)。

ウィーン・フィルに残ったウィンナ・ホルンとウィンナ・チューバの違いは

�@楽団に所属する人数の圧倒的な違い(ベルガーが早期退団して教育に没頭しても沢山のウィンナ・ホルン奏者が残っていた)
�Aフンメルはベルガーのように後進の育成に力を注がなかった。

(つづく)