サントリーと福岡に行きました。
前半は調子も良く、ショパンのソナタ、メフィストは崩壊ギリギリのところで端正さもあり、サントリーに劣らず良かったですが
メフィストが終わってお客さんがゴソッと減った後は、残念ながら集中力が切れたように思いました。

サントリーでのブラームスはもっと静かで美しく、ブラームスが乗りうつったかのようで深い孤独と郷愁を感じたし
絞首台も美しく怪しくまさに幽玄の世界でした。
サントリーでもオンディーヌとスカルボは強打やリズムも崩れ気味だったけど
そういえば元の詩のイメージはこんな感じでグロテスクだから、ラヴェルはこう感じたのかなとも思えたし
崩壊気味の中で絞首台だけが美しく、際立たせているように感じました。

福岡では、挑発的に強打をしてたように感じて美しさが少なく
それはそれで面白かったですが、救いがなく少し辛い演奏でした。
会場全体が少しざわついていて、集中しにくかったのかな、と感じました。