ベートーヴェン ピアノ・ソナタ総合 その7
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0401名無しの笛の踊り
2007/02/12(月) 22:17:58ID:GhM/ouJf>>370
俺も、エルンスト・レヴィの32番の演奏は、おそらくこの曲の正統的な解釈
たり得ないとは思うが、現状では並ぶ者のいない高みに達している演奏だと思う。
特に第1楽章の解釈において、これほど聴いていて充実感の得られる演奏は、
他に存在しないと思う。
他の演奏ではどうしてもテクスチュアが薄く感じてしまうような部分も、
度外れて音の太い彼の演奏スタイルのおかげで、まったく不満を感じることがない。
「ピアノのフルトヴェングラー」と彼を評する人もいる通り、
確かにテンポの変動の激しさは並の演奏からは考えられないレベルだが、
彼の構成力がこれまた図抜けているので、聴いていて不自然さを感じることはない。
むしろ楽曲の全体像を見通しよく構築することに貢献していると思う。
第2楽章は元々、誰が弾いたとしても一定以上の満足が得られる類の音楽ではあるが、
やはりレヴィの強力な鍵盤支配力と冴え渡るアゴーギク芸に支えられた演奏の
素晴らしさは、やはり他に比べて一頭地抜けたものがあると思う。
う〜ん、我ながらボキャブラリーが貧困だな。
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