カラヤン盤のすごいところは、いままでモンスター級のドラマティックソプラノ用の役だった
トゥーランドットの役を女性的な、ソプラノリリコスピントのリッチャレッリにあてたこと。
これで、カラフが人目で恋に落ちる「美しいけども冷たい」女性としてのトゥーランドット像が現実味を帯びる。
そして普通はリリコスピントの役であるリューの役を声のもっと軽いリリコレッジェーロである
バーバラ・ヘンドリックスに歌わせた事で、この役の涙を誘う「はかないもろさ」が強調された。

ちなみに後日の実話で、「美しいけども冷たい」リッチャレッリ=トゥーランドットが証明されました。
彼女のマスタークラスは、ものすごく冷酷辛辣で、泣きながら退場した音楽学生が何人もいました。

>>403
ボエームだと、オーストラリアのDVDを推します。