>681
 旋法の理論を、何か作曲のための理論と勘違いし、さらにグレゴリオ聖歌が
みなその理論によって作られた、という風に思っている人が結構いますね。

 ソナタ形式、についてなんかもそういう誤解がひどい。19世紀中葉にマルクス
が打ち出した理論に従って、モーツァルトやベートーヴェンが作曲していたと
思っている人が相当いる。理論が作品に先行した最初の事例は、12音音楽技法
だったんじゃないでしょうか。

>668
 たぶん、禁則というのは音楽理論の中で最もあやふやな部分だと思う。恐らく
最終的には好みの問題になるでしょう。禁則を破りさえしなければ、必ず調性
音楽になる、とかならば、それは相当重要な意味を持ちますけどそんなことは
ありませんしね。個人的にはむしろ、調とは何か、調性とは何か、といった事
に興味があります。