>>229
演奏上の問題はあると思う。
まず思うに、大方の指揮者は設定テンポが遅すぎる。
1楽章の演奏規模との整合性を取ろうという意識もあるんだろうけど。
ワルターの有名な38年ライブ盤で、ワルターは終楽章を18分程度で
演奏してるけど、スコアの拍子と速度記号を見ても、本来はその程度で
終わるテンポの楽章のはず。
25分程度で演奏する指揮者が多いけど、スコアから見ると遅すぎる。
実際、20分程度で終わるテンポで演奏されたものを聴くほうが、終楽章の
全貌もよく見渡せて、旋律が生み出す呼吸も自然に感じる。
マーラーが完成できた最後の交響曲の最後の楽章に相応しい、本当に
美しい楽章であることが、実感できる。