クラシック・ニュース速報
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0855名無しの笛の踊り
2007/08/29(水) 16:02:49ID:8cti0sNdバッハの楽譜守れ 地球温暖化で劣化
2007年8月29日 朝刊
地球温暖化が歴史的な古文書にも深刻な影響を与えている。
ドイツ東部ライプチヒのバッハ資料財団では、文書の劣化を食い止めるために、
来年から長期休館して空調設備を導入することになった。
ただ空調を入れても、外気に触れさせることが被害拡大につながるとして、文書の公開にはますます消極的になっている。
人類共通の遺産でありながら、文書は一般の目には触れない存在になりつつある。
作曲家バッハ(一六八五−一七五〇年)の直筆譜や当時の関連文書など約二千点を所蔵するバッハ資料財団。
バッハの時代からという建物にある同財団本部で、研究員のペーター・ウォルニーさんが何枚かの写真を見せた。
「ここです。インクと湿気が反応したのです」。五線譜に記された音符に沿って、ところどころ穴が開いている。
「すでに読めない部分もあります」とウォルニーさんは言う。
同財団で文書の傷みが目立ち始めたのは二〇〇〇年ごろから。
すでに三分の一の文書で損傷が見つかっている。
原因は近年の地球温暖化。気温が高いと紙の劣化を促すからだ。
「紙の保存には気温一八度から二〇度、湿度60%が適していますが、
最近は三〇度近くになる時もあります」と話すウォルニーさん。
ライプチヒでも一九九〇年代までは気温三〇度に達する日はまれだったが、
今年は七月の最高気温が三六・八度に達するなど猛暑に見舞われた。
この日も文書ロッカーの温度計は二五度を指していた。
特に貴重な文書は特別保管庫に隔離しているが、「このままでは次の百年まで持たない状態」という。
保管庫を見たいとの取材の申し出も、「外気にさらすわけにいかない」と断られた。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています