おまいらイタリア・オペラについて語って下さい。
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0466名無しの笛の踊り
2007/04/05(木) 01:07:18ID:HM+BD0N0私も千秋楽に行ってきました。
プッチーニの作品はどれも涙腺を刺激せずにおかないけれど、
今回はもう一年ぶん位、滂沱と涙を流しました。
しげちゃん様仰るように、周囲の男性も女性もしゃくりあげ合戦でしたね。(笑)
今回も栗山さんの演出でしたが、わび、さびを深く感じさせる色彩と、
幻想的で美しい、光の揺らぎが春のたまゆらを映し出していて印象的でした。とらばんと様同様、とても感動しました。
ジャコミーニ、評価は分かれてるようですが、相変わらず若々しく艶のあるスピントな歌声、すらっとしたスレンダーな体型と姿勢のよさ、
幅広く深い感情表現。お歳を召したぶん、力と声の配分をしっかり計算して、なんら遜色ないベテランの域を感じさせます。
還暦を過ぎているとはとても思えない素晴らしさでした。
タイトルロールの岡崎さんは、高音から低音までむらがない強い声が出て、響きも美しかったです。歌も演技も、可憐ななかに芯のある、日本人らしい楚々とした蝶々さんでした。
打ちかけの裾が長すぎて、襖にひっかかってしまうシーンがありましたが、それさえ自然に感情表現の中に取り込まれて、
そののち螺旋階段を登って行くときも、その長い裾さばきは絹糸のカスケードのように音楽を奏でているようでした。
若杉弘さんの指揮は煽りや押し付けの無い、ハーモニーの構造を浮き立たせ内側からアプローチして劇性を表現するような、哲学さえ感じさせる深さがありました。
出だし一幕から、オケよりも早いテンポで歌い続けるジャコミーニとオケとのコントロールを見事にこなし、四幕に至っては、
ハミングコーラスのあたりで突然降りてくるスクリーンと沈黙の時間が、オケの雄弁さをより際立たせていました。
漆黒の闇をつんざくように、怒涛のように迫り来る夜明け。時の経過さえ音で表すプッチーニの音楽をここまで引き出せる指揮に、脱帽してしまいました。
自分的には、ケイトが日本人だったところや、合唱が随分カットされていたこと、子供に自決シーンを見せてしまうショッキングなラストなど、
う〜mm(^^;;の要素もあるのですが、今までで一番涙を流した蝶々さんであうことには間違いありません。
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