ぼろぼろなCD

何が面白くてCDを買ふのだ。
クラオタたちの四畳半の未聴棚の中では、ケースが大柄過ぎるぢやないか。
埃の舞う部屋にこれでは紙ジャケがぼろぼろ過ぎるぢやないか。
紙魚が湧くから盤チェキもするだろうが、
CDの音は遠くばかり響いてゐるぢやないか。
身も世もない様に震えてゐるぢやないか。
瑠璃色の音が今にもおまいらの耳に届くのを待ちかまえてゐるぢやないか。
あの小さな素朴な盤面が無辺代の夢で逆まいているぢやないか。
これはもうCDぢやないぢやないか。

みちょらーよ、
もう止せ、こんな事は。