>>198
あくまでも一説として、
別に下属調でも構わないのですし、例外もありますが、
その時代はCDやレコードもなく、作曲家は複雑なソナタ形式を演奏会だけで聴衆にどのように伝えるか
も重大な事でした。特に提示部は明確に主題を提示しないと展開部、再現部
もしくは曲そのものが理解出来ない状態に陥る危険性がありました。
そこで、主調で第1主題、属調(短調の場合は平行調も含めて)で第2主題と慣例的に決めて
「ああ、ここから第2主題なんだ」と聴衆に理解させる手段に用いたと推測され(理解していたかは別として)
その他の調(近親調が多いのですが)で曲が動き出せば展開部開始、
主調に戻れば再現部と言う暗黙の了解があったのだと思います。
また再現部で第2主題も主調なのは提示部で明確に提示済みだから、という理由だと思われます。