アンセルメはデッカの専属。
デッカはウィーンフィルと専属に近い契約をしていたが、ベルリンフィルとは
契約がなかった。
よって、ベルリンフィルを使った録音は、70年代にカラヤンを
起用したもの以外だと殆どないハズ。
そして、アンセルメは、スイスロマンドと録音をしたがって、
それを重役のローゼンガルテン(スイス在住)も支持した。
晩年のアンセルメは、レパートリーをすべて録音してしまって
やるものがなくなったが、ヒットメーカーとしてデッカでの発言力は
強かった。
で、「売れないし評価も高くない」ベートーベンの交響曲も
ほとんど無理やり録音した。
「デッカにはウィーンフィルがあるのに、誰が好んでアンセルメと
スイスロマンドのベートーベンを買うのだ?」
とカルショーの自伝にも書いてある。