かつては、レコ芸の評論家たちにまっさきに、新譜ディスクがいったもんだから、
どういうできばえか、知りたくて、読んでいたな。
ところが、今は、タワレコ、HMVなどなどで、簡単に海外の新譜が手に入るように
なったから、もう、音楽評論家の文章なんかより、自分でたしかめるほうが、
よほど、能率がよくなった。
第一、いま猛烈ないきおいで、発掘されているバロックの声楽作品なんか、
評論家のほうが遅れをとっている場合がおおい。
なんだ、こいつこんなことも知らなかったんだ、とびっくりするケースも少なくない。
もう、レコ芸は、本屋で立ち読みしかしない。それも海外ディスク視聴記だけ。
10分もかからないが、そのほとんどが既に店頭に並んでいるものばかりだな。