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フジ『のだめカンタービレ』でエリート音大生役 玉木宏 クラシックに夢中

たまき・ひろし 1980年1月14日生まれ。アルバイトをしながら演技を勉強し、頭角を現す。
今年、NHK大河ドラマ「功名が辻」では、山内一豊の弟・康豊を演じ、同局の土曜ドラマ「氷壁」では、孤高のクライマーの役で主演した。
現在、主演映画「ただ、君を愛してる」が公開中。03年の映画「Rockers」出演を機に、ミュージシャンとしても活動。
来年1月には、フォトブック「COLOR」(ワニブックス)を発売予定。

奇人ぞろいの音大を舞台に、学生たちの音楽への情熱を漫画チックに描いた
フジテレビの連続ドラマ「のだめカンタービレ」(月曜午後9時)。
ピアノ科に在籍しながら指揮者を目指すエリート学生・千秋真一を演じている。

これまではクラシックとは縁遠い生活だったが、撮影に入ってからはすっかり夢中に。
「ポップスを全く聴かなくなった。ドラマで使うクラシックを何度も聴いて練習しなければというのもあるけれど、
今は他の音楽が雑音にすら聞こえるように…。クラシックに愛情を感じるようになってきた」と笑う。

二ノ宮知子さんの同名の人気コミックが原作。千秋に思いを寄せる主人公ののだめこと野田恵(上野樹里)や、
彼女の恋のライバル?となるティンパニーの真澄ちゃん(小出恵介)、「ロック命」のバイオリン弾き峰くん(瑛太)など、周囲は個性豊かな人間ばかり。

「周りは、コメディー色が強いけど、千秋だけは唯一、人間らしい人間。ただ、受け入れられない人や状況に対しては、
拒否反応を起こし、そこからは千秋もコメディータッチになる。普段の千秋は、その場面を引き立たせるため、わざと抑えて演じています」

常に「さま」を付けて呼ばれる千秋は、ピアノはもちろん、バイオリンも軽くこなす天才で、タクトを振る姿も美しい。
楽器の経験がなかった玉木は、「形としてうそになるのはいや」とプロの演奏家の下で猛練習。
「たとえ、演奏できなくても、手の位置、弾き方などは、しっかりとやっておきたかった」と、プロの役者としてのこだわりをみせる。