ラモー《レ・パラダン》
超お勧め!!!

11月4日(土)と今日と、ラモー《レ・パラダン》行ってきました。
最高!!!!!!!!!

この《レ・パラダン》、《バジャゼット》と並んで、今年のトップの有力候補です。
この舞台の何よりの特徴は、全編にヒップホップなどのコンテンポラリーダンスを持ち込んでいること。
それも実に様々な種類のダンスで、ダンサーもかなりの大人数。
そして背景いっぱいに投射するCG映像の中に溶け込ませています。 バロックオペラにコンテンポラリーダンスを用いるのは、何もこれが初めてではなく、
棟梁も2002年インスブルックでの《リナルド》や、2005年ドロットニングホルムでの《ゾロアストル》でも体験済み。
しかし、この《レ・パラダン》ははるかに徹底しています。様々なコンテンポラリーダンスが、これほどラモーのオペラとピタリとはまるなんて、誰が想像できたでしょうか!
しかも、単に「うまく合わせている」なんて程度のレヴェルではなく、
もっとコメディ=バレという作品の本質部分に、しっかりと熟慮された上で、結びつけられているのです。250年近い時代の間はあれど、ダンスの形は変われど、
<肉体の躍動は無言にして雄弁>という力を据えて作られたという点では、共通した精神を持っているわけです。
初日は、歌手もオーケストラも前半がやや固めで、ことに若い二人、バヨディとフェルナンデスがもう一歩でしたが、二日目は音楽全体が一段踏み込みがアップしていました。
初日は、招待客でかなり埋まっていました。
二日目は、客席はガラガラといってよいほど空きが目立っていました。なんてもったいない!まあ、会場がでか過ぎたというのが本当でしょう。新国立劇場の中ホールでちょうどいい感じです。
7日、8日に行ける方、お勧めです!せっかくなら、ダンスを実感するためにも、平土間前方のよい席を!