「練習してるんです。いつか僕はとても有名な指揮者になりますよ」
これは、カラヤンが学生時代だった頃の一言。

蓄音機でレコードをかけて、それにあわせて一人で指揮の「練習」をしたときの台詞です。
周りにはオーケストラなんかいません。
「帝王」と呼ばれるはるか以前、一人の無名の若者が目を閉じて指揮してるのです。

何をしているのか尋ねて、こう答えられた下宿屋の女主人はどう思ったでしょう。