>>158
「あなたは世界が認めた一流の作曲家だ。二流のラヴェルになることはない」

自分のような二流の作曲家になるな、という意味ではなく、ラヴェル以下の
ラヴェル、ラヴェルの亜流になることはない、という意味なのだそうだ。
本当はどっちだったのか?

この言葉でガーシュインは納得しただろうか?
憤慨しただろうか、不快に感じただろうか?
この申入れ以前、ラヴェルが訪米した時にガーシュインはラヴェルに会っていた。
既知の間柄になっていた。
その後、ガーシュインは訪欧した時に、ラヴェルに管弦楽法を学ぼうとしたとも
言われている。

私のような二流の作曲家になるな、というのは謙虚に聞こえるが、結局は
単なる「お断り」の外交辞令に過ぎない。
ラヴェルの真似することはない、は尊大、冷酷に聞こえるけど、率直で誠実な
アドバイスだと思える。