小澤ネタを一つ。
30年以上昔かもしれませんが、小澤のフランスサンドゥニ聖堂のライブをFMで
エアチェックしたのがとても印象的です。今も個人的にベストだと思ってます。
速めのテンポと彫りの深い表情、教会の長い残響が印象的な演奏でした。
第一部のフィナーレにかけての盛り上げは天にも昇る勢いで何度も繰り返し
聞いたものです。
そのあと新日本と普友会の生(これもおそらく30年前くらい)も同様の演奏で
したが、その印象を求めて買ったボストンとの録音(LP)は気の抜けた
メリハリのない展開で大失望した記憶があります。
若いときの小澤は大曲のコントロールが巧く魅力的でしたね。

話題のブーレーズ盤ですが、先日買っちゃいました(笑)
時折合唱の入りが早い部分があるのが気になりますが、気に入りました。
第一部のフィナーレへの展開も巧い。最後にちょっとテンポ落とすあたりも。
それにそれ以外の弱音部の丹念な描き分けなど、話題になるだけの演奏だと思います。
小澤の刷り込みがなければベストかな?