まあ、いずれにしても

モーツァルトの音楽=上流趣味

みたいな捉え方しかできないのは安直すぎだね。


モーツァルトは当時はかなりの有名人だったはずですよ。
ただ、作品がだんだん取っ付きにくくなっていたから、一般的な人気を獲得することができなったんだと思います。
音楽の完成度の高さは当時から認められていたわけですからね。
例えばモーツァルトに関する書籍に引用されている当時の批評によれば、モーツァルトの音楽は
「あまりにも高みに上りすぎる」
「教養がありすぎる」
「誰にでも薦められるものではない」
というふうに、彼の楽曲の凄さは認めつつも、その親しみにくさを批判するようなものが多い。
モーツァルトは基本的に玄人や通向けの作曲家だったんだろうと思う。
父レオポルトが口を酸っぱくして「聴衆の好みに合った曲を書け!」と言っていたのは
もしかしたら息子の書く作品のそういう特質に気付いていたからかもしれない。