>>641
え〜っ!? あれだけの緊張感を維持しての演奏は、滅多にないだろうに。
1音1音、物凄く丁寧にやって、徹底的に磨き上げたって感じじゃん。

ブロムシュテットの演奏は、不自然さをとことん排除してる。時折面白いこと
やってるんだけど、さらっと流れちゃうから、聴く側も相当集中しないと気付
かないまま終わってしまうよ。

テンポにしろ強弱にしろ、パート毎のバランスにしろ、計算し尽くされてる。
それをオケと共に、信じられないような緊張感でもって実現している。
だからこそ、包容力のある綺麗な演奏、って感想に落ち着いたんじゃない?

西洋の芸術が目指す人工的美質とは一線を画すあたりが、ブロムシュテットの
演奏の最大のポイント。
これに気付いてはじめて、ブロムシュテットを真っ当に評価できるんじゃない
かな。