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ありきたりかもしれませんが、やはり、カラヤンの50年代の録音が好きです。
カラスはもちろんのこと、ステファノ、パネライ、バルビエーリといった人たちが
全力で歌っていて、ほかのカラスの録音のように彼女の一人芝居にはなっていない
とおもいます。
バルビエーリとステファノの2重唱もいいし、終幕のカラスとパネライの火の噴くような
2重唱もいい。そうして、レオノーラのアリア「恋はばら色の翼にのって」のカラスの
技術のさえは神業だとおもいます。
D'amor sul'ali roseeの最後のところでトリルがありますが、ほかの歌手がややも
すると、「エ、エ、エ」という風になるのに、カラスは正確に二つの音の間をなめらかに
往復していて、完璧です。
それにしても、この曲は全体にわたって名旋律があふれていますね。