アーノンクールのインタビューから彼の音楽に対するスタンスが伺える。
以下、引用
音楽とは精神を静めたり、安らぎを与えるためのものではなく、人々の
目を開き、心を揺さぶり、時には驚かすためにある、というのが昔からの
確信だ。‥‥中略‥‥いっそう効果的な音楽を得るために、歴史的事実に
反する予想を解釈に盛り込むこともある。作品が書かれた当時の時代精神
から学ぶことは勿論あるが、特にこだわりがあるわけではない。私は
あまりにも実用的な人間だから。
‥‥中略‥‥
当時の時代の奏法や音楽的解釈について理解し、発見できることは当然
知っておく必要があるが、誤ったピューリズム、誤った客観主義、誤解に
基づいた「本物主義」に陥ることは避けたい。