Eびす「智ちゃん大変よ!荷物のどこを探してもペニバンが見つからないの」
西本「何だって!?さては諏訪内のヤツ、勝手に持って行きやがったな!」
Eびす「諏訪内さんはペニバン使わないでしょ!もう何言ってるのよ。そんなことよりどこへ行っちゃったのかしら?」
西本「何てことだ!明日の交響曲ver.6.5<卑猥>を演奏するにはどうしてもペニバンが必要なんだ!!」
Eびす「ペニバンの代わりにバイブを使うわけにはいかないの?バイブならほら、智ちゃんお気に入りの<鬼のマングリラ>が・・・」
西本「ばかやろう!!作曲者チャントイカスキーの直筆スコアにも<ペニバン指揮法による>と書かれているんだ!」
Eびす「そうだったわね、ごめんね智ちゃん。でも困ったわ、どこへ行っちゃったのかしら?智ちゃん何か心当たりはないの?」
西本「・・・そういえば、空港の入国手荷物検査のとき、何か没収されたような・・・」
Eびす「まあ何てこと!智ちゃんそんな大事なことをどうして今まで黙ってたの!?」
西本「だって、あのときはハルシオンで頭がボーっとしてたから」
Eびす「ああ何てこと」
西本「ちきしょう!あのときの空港職員見つけてブン殴ってやる! 」
Eびす「だめよ!そんなことをすればまた週間夕日に書かれるわ!」
西本「だったら一体どうすればいいんだ!?明日はテレビも来るというのに。これ以上ヤツらをゴマかすのも限界に来てるし・・・」
Eびす「いまから急いでペニバンを買いに行きましょうよ。まだ開いてるお店を探して・・・」
西本「ダメだダメだ!私のペニバンはその辺のペニバンとは訳が違う。あれを作れるのは世界でただ一人、入谷の無鵜真先生だけだ」
Eびす「じゃあ入谷に行けば、その無鵜真先生に会えるのね?」
西本「でも無鵜真先生は死んでしまった・・・」
Eびす「・・・じゃあ明日のコンサートは・・・」
西本「絶望的だ。ペニバンを持たないペニバン指揮者なんて、クリープを入れない珈琲と一緒だ」
Eびす「そんな・・・」
(つづく)