戦前の名作フランス映画、『巴里祭』も原題は『七月十四日』。
全然意味は違いますが、『七月十四日』とするよりも『巴里祭』と改題したほうが
より雰囲気も伝わり、素晴らしい効果をあげています。
他にも『STAGECOACH』を『走る狂気の馬車』と名付けようとして、
当時の淀川長治さんが猛反対し、『駅馬車』に治まった逸話もあります。
クラシックでも作品の持つ雰囲気や概念が一致すれば、
日本語訳を新たに作る事も、完全な誤訳とは言い兼ねると思います。