椿姫について調べてみましたが、オペラの原題は『道を踏み外した女』で
誤りはありませんが、基の小説の原題は『La Dame aux Camelias』で
これを以下の人達が色々訳されています。
成島柳北 「名奴カメリア情郎」(明治6年)
内田魯庵 「椿夫人」
森鴎外 「山茶花夫人」
加藤紫芳 「椿の花杷」(明治22年)
長田秋濾 「椿姫」(明治35年)
太田三次郎 「椿御前」(大正3年)
この中の椿姫というのを、オペラの原題の翻訳として使われたのでは無いでしょうか?
小説の翻訳をそのままオペラの原題の邦訳に使用したので、オペラの原題から
言うと誤訳になるのかもしれませんが、オペラの持つ豪華な雰囲気、悲劇性、
ヒロインの美しさ等を考慮に入れると、椿姫でも誤訳と言いがたいと僕は思います。