>>61
原資料がどのような内容なのか判らないのではっきりとは言えんが校訂者はわりと良い仕事をした感じである。

とっころで、

 細川ガラシャを題材としたものにはほかにバロック時代の音楽劇「Mulier Fortis」がある。
ウィーン国立図書館所蔵の5巻からなる手書きのイエズス会音楽劇収集本のなかに収められており、
現時点の研究で音楽部分が完全に現存する唯一の作品である。2000年に演奏可能な校訂が行われている。

 台本は当時のギムナジウムの教授ヨハネス・バプティスト・アドルフ、音楽はイエズス会教会の楽長ヨハン・ベルンハルト・シュタウト(1654-1712)による。
全体はプロローグとエピローグを持つ3幕構成で、シンメトリー構造となっている。
総勢56人によって上演されるこの劇は、ガラシャや「野蛮な王」(=細川忠興)や侍女などの会話によって進行するが、
合唱(丹後の若者による4声の合唱)やソロ・アリア(登場人物は、不変さ、怒り、無常、後悔などすべてアレゴリー)、
器楽曲(楽器編成は、クラリーノ2、ヴァイオリン2、ヴィオラ1、コントラバス1、通奏低音)やダンス(たとえば忠興凱旋の場面)が合間に挿入される。
>>61とカップリングで上演したら面白いかもしれない。