>>652
そうだね。「第1楽章の主調」という言うべきなのかな。
もともと曲名に調をつけて呼ぶのは、曲の区別のための意味合いが大きく、
「○調だからこういう性格だよ」ということを声高に主張するためのものではなかった。

交響曲でいうなら、ハイドンとかモーツァルトとか、
いちいち番号やタイトルなどつけずに大量に作曲されている。
たとえばモーツァルト自身、手紙とかでお父さんに報告するときに、
「この前、例のハ長調の交響曲を演奏したら大受けでした。」とか、
「ニ長調の曲の方は難しすぎたみたいでいまいちピンと来なかったみたいでした。」みたいな言い方をしている。
これでどの曲かがちゃんと通じたってこと。

「ジュノムさんに会ったので彼女に弾いてもらうために協奏曲を作曲しています。」みたいなことがあった後、
「今日も例のジュノムさんのために書いた協奏曲を演奏しました。」みたいな言い方をすることもあり、
また、「○○伯爵の家でソナタを弾きました。例のトルコ行進曲がついたやつです。」という言い方もあって、
そういうのが曲のサブタイトルのもとになっている場合もあるが、
「私が作った13番目のソナタを弾きました。」という言い方は絶対にしていない。
このあたりの作曲家の曲を番号で呼ぶのをいやがる人が多いのはそのため。