Y. Temirkanov/St. Petersburg Philharmonic Orchestra etc.
第1楽章: 5'49"
第2楽章: 2'37"
第3楽章: 7'15"
第4楽章: 2'02"
第5楽章: 3'01"
第6楽章: 7'04"
第7楽章: 9'18"
“ロシアではもう録音されることがないだろう”と言われていたこの曲の、
純ロシア人演奏家達による新録音。録音状態が素晴らしいことの他に、
オリジナルの歌詞であることもセールス・ポイントとして挙げられる。
しかし、この全く空々しい響きは一体何なのだろうか?
テノールの品のない声質、少年合唱の技術の低さなど問題点もあるが、
全体的には非常に洗練されたアンサンブルが繰り広げられている。
本来ならばいわゆる“体制色”を排除した格調高い名演になってもおかしくないのだが、
テンポ設計の稚拙さと弱音部の緊張感のなさが、
この演奏を単なる企画物の駄演におとしめてしまった。
旧レニングラード・フィルは、いつからこんなに根性のない音を出すようになってしまったのだろう?