>>807
ひたすらに素朴で甘さゼロの熱演。
バックハウスのあの湿り気たっぷりの純朴な音があって初めて聞けるスタイル。
(ホロヴィッツが同じスタイルで弾いたら到底聞くに耐えられないだろう)
第1楽章第2主題ですらテンポを落とさず突き進むあたり実直そのもの。

同じ組合せの2番の方が良くも悪くも(集中力、技術とも)枯れている。
それなのに2番ばかり採り上げられるのは、こちらがステレオ録音だから。
このベームとの1番やシューリヒトとの2番の方が演奏はよいと思うが、
モノーラルであるのが難点。