今回の黄金の舞台は、白い方形の空間で、正面上方に小さい窓が一つあるだけのお金の
かかってないもので、舞台後方1/3位につくられた昇降式の階段も陳腐だった。
窓に関しては、最後にラインの乙女が、ラインの黄金を称えて歌うときにそこで歌うという以外
まったく使われないので、何のためにあるのかちっともわからなかった。
白い空間の壁に映画を映し出すというのは、最近の常套手段で特に面白くもなく、大蛇の
とぐろをまく映像がちょっときしょかった程度にしかインパクトなし。
歌手のローゲは立派だったが、ボータンもサルミネンの往年の歌いに比較すると小粒。
全体に小粒。黄金ではなく、札束だったのは現代っぽかった。この舞台で一番の見所は、
雷を呼ぶドンナーの歌の場面で、力む姿が今にもうんこをちびりそうですごかった。
ワルキューレもこんな安っぽい舞台装置で行くのかな?