帰ってきたイタリア・バロック総合スレッド
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0687名無しの笛の踊り
2009/02/05(木) 23:01:26ID:TOIOmB1aRV.372は遂に演奏が出たかという感じ。この10年で一番聴きたかった曲。
演奏難度的にはヴィヴァルディの最難曲の一つだね。
手元のリコルディ版を見ると、中間楽章はLargo ma non moltっていう
特徴的な表記になってるし、終楽章は只のAllegro。
以前RV.790と呼ばれていた後期版RV.372aはAndanteの中間楽章と
Allegro non molto(違うのはテンポのみ)の終楽章を持っているようだね。
このキアーラのための改訂版は1739年から1740年にかけて変更が
加えられたようだから、本当に最晩年の作品。
あと、バロックスレで話が上がっているNaiveのヴィヴァルディ・
ヴァイオリン協奏曲集第三集"Il ballo"も、演奏自体は好みじゃないが
選曲は大変面白いね。
ここでまず注目するのはRV.307。
トッティでただひたすら単一モチーフの展開に徹する、
まるでシンフォニアのような硬質さが以前から非常に気に入っていた。
こいつは第一ソロでいきなり下属調に転調しておっと思わせるし、
シャープ系の曲なのにやたらフラットが多い奇妙な3楽章も面白い。
リコーダー協奏曲から編曲されたというRV312も後期ヴィヴァルディの
ヴァイオリン協奏曲特有の難解さが一切無くて、こういう曲も書くのかと思わせる。
欲を言えば、ト短調はRV.333よりも、1730年のプラハ公演旅行中に書かれた
何とも鬱な雰囲気のRV.330をお願いしたかったところだが。
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