今現在のいわゆるピリオド奏法がどれだけ主流になるかは分からないが、
今後ベートーヴェンから後期ロマン派、あるいは以前「近代」扱いだった
作曲家が徐々に「古楽」になっていくのは避けられないだろう。

20世紀初頭の作品は、4〜50年前の時点では直接的に繋がった過去だった
だろうが、21世紀になった今では、文化的なコンテクストでも演奏上の
メカニックな面でも、勉強しなければ理解できなくなってきている。

「今」との連続性を演奏者が確信できなくなったら、そこはもう古楽の世界だから。