流れをぶった切って悪いけど、去年あたりから、バロックチェロの
概念が根底から揺らいでいる。

ロシア人ヴァイオリン製作家兼演奏家のD.バディアロフが製作した
肩掛けチェロ(ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)を制作者自身や
S.クイケンや寺神戸亮が演奏し、話題を呼んでいる。

今後の流れによっては、脚に挟むタイプの「バロックチェロ」は、
いわゆるモダンチェンバロの様な位置づけになってしまうかも知れない。
バロック音楽の「ピリオド」楽器演奏においては、ヴァイオリン族の
楽器は全てヴァイオリン奏法の応用で弾かれ、チェロ奏法で弾かれることは
なくなるのかも知れない。