古楽オタがウザい理由
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0356名無しの笛の踊り
2006/09/27(水) 22:37:38ID:fptEM8Qgこういう話しがあります。
ソプラノ歌手 東京芸術大学古楽科助教授 野々下由香里
http://www.emo.or.jp/emo/backnumber/21/interview/body.html
(抜粋)
私は幸か不幸か絶対音感があり、音をとる事に関して不自由を感じたこと
がなかったのです。ところが古楽に出会い、時代や国によって演奏の際の
ピッチが違ったことや平均律とは違う様々な音律が存在したことを知り、
今までの観点で楽曲に取り組むと、自分の辞書には存在しなかった壁に
ぶち当たってしまいました。それはまさに新しい世界への扉だったのです。
古楽器は決して大きな音は出ませんが、繊細で様々な色合いを持っています。
ところが、時代が現代に近づくにつれ、高音から低音まで均質で大きな音を
出せるように改良された結果、古き時代に持っていた得も言われぬ美しい
音色もなくなってしまったのです。中にはそういった大きな音が出せない
ために廃れてしまった楽器も多くあるのです。では声楽はどうかというと、
全く同じです。歌詞の意味にあわせて、もっともっと繊細に音色を変え、
あらゆる装飾を施して、楽器と即興演奏をしていたことも分かってきました。
この習慣も作曲家が自分の音楽的意志を楽譜に事細かに書き入れるように
なってから、廃れてしまったのです。私自身も知らないことが非常に多く
もっと研究していかなくてはと感じています。
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