生前からカラヤンについては必ずと言って良いほど繰り返されてきた論議。
カラヤンをフェイク(偽者)と言う人は何を根拠にそれを言うのか私には全く
理解できない!

・レコードが沢山売れて大衆的な人気を誇る!
・レパートリーが広く独墺物だけでなくイタリア、フランス音楽等にも実力を
発揮する!
・BPO音楽監督、ウィーン国立歌劇場総監督、英国フィルハーモニア管主席、
ミラノ・スカラ座ドイツオペラ責任者、ウィーン学友協会監督、ウィーン交響
楽団指揮者、ザルツブルク音楽祭芸術監督、等を一挙に占めていた!これぞ
カラヤンの実力の証明!
・目を閉じて指揮するのをポーズと非難する向きもあるようだが、少なくとも
私はいくら目を開けて指揮しても下手な指揮者よりもはるかにマシ!
・金を儲けた事にしたってカラヤンの伝記を良く読めばわかるが、戦争で一文
無しになってから必死の努力で這い上がってきた事は誉められこそすれ貶すの
は可笑しい!

 評論家だって人間なのであり、人物として第一級な人も居ればそうでないのも
居る。教養を感じさせる評論家も居ればそうでないのも居る。評論家の言う事、
書く事を一々真に受ける必要は無いと思う。本当に信ずるに足る評論のみ信ず
れば良いのではないか。

 他人の恵まれた条件、優れた才能を嫉妬する気持ちは私には到底理解でき
ないし、したくも無い。それは人間の持つ最も醜い感情の1つのように思える。
それは美しい芸術音楽を素直に享受するには余りにも不純だ。芸術音楽だって
それを心から聴いてくれる人間を選ぶのではないか!

カラヤンはミューズの女神が選んだ数少ない本物の指揮者であると私は確信
している!