ヘルベルト・フォン・カラヤン Part16
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0054名無しの笛の踊り
2006/06/22(木) 04:38:41ID:rCcAJC/jカラヤンは根っからのオペラ畑の人。
もちろんコンサートレパートリーもとてつもなく広かったけれど、
音楽の根っこはオペラにあった。
むしろ、ウルムの田舎オペラで悪戦苦闘するところからキャリアを
スタートさせて、アーヘン(これも田舎オペラ)、ベルリン、ウィーンの
オペラへと登り詰めるまで、劇場という職場で日々撲殺されていながら、
あそこまでコンサートレパートリーを広げることが出来たことが、
なんといっても驚異的(カラヤンのスコアリーディングの速さと、驚異的な
記憶力は多くの人が感嘆しながら証言しているとしても…)。
ちなみにカラヤンが初めてトスカを振ったのは、1930年6月24日、
ザルツブルクの州立歌劇場にて(演奏会記録より)。
1929年3月にウルムにてオペラの仕事を始めて、わずか1年ちょっと。
カラヤン、まだわずか22歳と2ヶ月だった。
ちなみにフィガロを振ってウルムで仕事を始めてからトスカを振るまでの
間にカラヤンが取り上げたオペラは、フィガロを含めてたった8作品しかない。
つまりキャリアスタート後、9番目に取り上げたオペラ作品がトスカだった。
VPOとの旧盤が録音されたのは1962年、BPOとの新盤は1979年。
それだけを見ているとピンとこないかもしれないけれど、トスカはカラヤンが
若干22歳にしてレパートリーにした、おそらくカラヤン自身のお気に入りの
作品だったろうということが、演奏記録から予想される。
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